先週末、映画『おくりびと』を観ました。
http://www.okuribito.jp/
モントリオール世界映画祭のグランプリを受賞した話題の作品です。
納棺師(のうかんし)という遺体を棺に納める「死」と向き合う仕事をテーマとして、
「生きること」・「愛すること」の意味を感じさせられる物語でした。
主人公の大悟は、はじめ、納棺師という仕事に対して嫌悪感を持っていましたが、
社長の佐々木さんの納棺する姿を見ていくうちに、徐々に心を打たれ始めます。
亡くなった方をやさしい愛情で包み込み、天国へと綺麗におくりだす姿に、
納棺師という仕事の素晴らしさを感じていったのです。
次第に、大悟は、自分の仕事を天職だと気づいていきます。
しかし、その矢先、夫の仕事の内容を知った、妻の美香から大きな抵抗が・・・。
「そんな、仕事やめて!」
「一生その仕事をやる気はあるの?」
と、まさにライフワークを本気で生きる覚悟があるのか試される瞬間です。
そんな妻の美香も、ふとしたきっかけで、夫・大悟が納棺する現場に立会い、
大悟の仕事への情熱、そして亡くなった方への深い愛を感じて、心を動かされて
いきます。
この映画をみて、「仕事という手段を通して何を提供したいのか」
ということをあらためて感じさせられました。
仕事をただこなすのではなく、その仕事を通して、何を表現したいのかが
人生のテーマとつながってくると思います。
「死」というテーマとリアルに接することで、普段意識しない「生」という
ものが見えてきます。
ライフワークとは、つねに「生」と「死」の間にあるもの。
その意味を、この映画を通して実感することができました。
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